Ultimate Comics Spider-Man Volume 3

Ultimate Comics Spider-Man by Brian Michael Bendis - Volume 3

Ultimate Comics Spider-Man by Brian Michael Bendis - Volume 3

¥2,036
amazonより
#11
5年前。アーロンおじさんの部屋で「酔拳2」を観るマイルス。「こんなクールな映画初めて観た!」
現在。待ち合わせ場所の屋上で会うアーロンことプラウラーとマイルスことニュー・スパイダーマン
マフィアの溜まり場クラブに乗り込んだスコーピオン、フヌケたNYの暗黒組織を自分がボスとなって再編する、と演説。そこへプラウラーとスパイダーマンが現れる。激しい銃撃戦の末マフィア達は全滅するが、スコーピオンだけがまたもすぐに回復してしまう。通りに出るスコーピオンとスパイダーマン。ベノムブラストでついに倒したところを、警官達に取り囲まれる。マイルスは急いでクラブ内に戻るがアーロンはすでに消えていた。
寮に戻るとスマホにアーロンからのメッセージが。アーロンはまだマイルスを解放する気はなかった。
ピーター・パーカーの家。荷物を運び込むメイおばさんとグウェン。ジロジロ見る近所の人たちを追っ払うグウェンの横で、メイおばさんはトニー・スタークに電話するのだった。
「ニュー・スパイダーマンと話がしたいんです」
#12
このままではアーロンにいいように使われ続けるだけだと気付いたマイルスは、両親に全て打ち明ける決心をし、自宅に帰る。
アパートの前にはアーロンが待っていた。しかしマイルスはその場では取り合わず、今夜あらためて会おうと約束して一人で家に入る。しかし母の顔を見ると結局何も言えないのだった。
夜。いつもの屋上で会うプラウラーとスパイダーマン。マイルスが服従する気がないと知るや襲いかかるアーロン。格闘の末、下の通りに落ちるマイルス。巻き添えになりバスが横転。救助するマイルスのスパイダースーツを見て乗客が言う。「あら、あんたやっぱり死んでなかったのね」
通りに降りてきて再び攻撃してきたアーロンにベノムブラストを発するマイルス。その時、アーロンの腕に付けていたティンカラー作の装置が大爆発を起こす。吹っ飛ばされるマイルス。
アーロンは、駆け寄ってきたマイルスを見て息も絶え絶えに二言三言つぶやくと、絶命するのだった。
「お前…俺に…そっくりだぜ」
DIVIDED WE FALL
#13
トリスケリオン。マイルスについて初めて知ったキャプテン・アメリカ、まだ若すぎるとトニー・スタークに抗議。そこへ「ニュー・スパイダーマンが殺人か?」というニュース映像、驚愕する二人。「すぐに彼と会う」とキャップ。
マイルスの家。父からアーロンおじさんの死を告げられるマイルス。しかも警察によるとニュー・スパイダーマンが殺したのだという。一人、ベッドの中で泣くマイルス。
街には「スパイダーマンが殺人」の新聞記事。学校の食堂。マイルスとガンケ。自分のベノムブラストがアーロンを殺したのではと悩んでいるマイルス。そこへルームメイトのジャッジが来たが、後にしてくれと頼む。度々のけ者にされていい加減頭に来たジャッジ、部屋を変えてもらうと言って去る。その時マイルスのスマホに電話が。相手はぜひマイルスに会いたいと言う。表示された名前を見て呆然とするマイルス。
待ち合わせ場所へ向かうマイルス。街は至る所で軍により通行が規制されているため、仕方なくスパイダーマンの姿になり、建物の屋上を渡る。途中「バトロック・ザ・リーパー」による銀行強盗を発見し退治するも警官達に取り囲まれ、逃走。
待ち合わせ場所の倉庫に到着したマイルス、マスクを脱いで中に入る。待っていたのはメイおばさんとグウェンだった。自己紹介する2人。会うのは2度目だと気付くグウェン。メイおばさんが何やら箱をマイルスに差し出す。「ピーターの物だけど、あなたにこれをと思って…」「お待ちを、ミセス・パーカー」現れたのはキャプテン・アメリカ
「この少年はもうスパイダーマンになることはない」
#14
キャプテン・アメリカ、あんた最低!」罵倒するグウェン。そこへMJも合流。キャップはピーターの死に責任を感じており、悲劇を繰り返さぬためマイルスにスパイダーマンをやめるよう忠告に来たのだ。緊急指令が入る。従わぬ場合は牢屋に入れる、と言い残して現場へ急行するキャップ。
尊敬するキャップの言葉に悩むマイルス。「ピーターならどうするか、いつも考えてた」「彼なら言うでしょうね。『見返してやれ』と」箱を渡すメイおばさん。「これを使ってあの人を手伝いなさい」
箱の中にはピーター作のウェブシューターとカートリッジ、ウェブ液の処方一式。
「やっつけてきて、タイガー」グウェンが励ます。しかしまだ決心がつかないマイルスにメイおばさんは言うのだった。
「ピーターならどうするかではなく、マイルス・モラレスならどうするか、よ」
スイングの練習をしながらキャップを追いかけるマイルス、そのウェブシューターの出来に驚嘆。
「ピーターがこれを作ったって?天才だ」
現場では「ライノ」が暴れており、キャップはそのパワーに太刀打ち出来ず苦戦していた。助太刀するマイルス。隙をついてベノムブラストを発するが、一瞬アーロンとの戦いが脳裏をよぎる。
スーツが大爆発を起こし、ようやく活動停止するライノ。それを見たキャップはマイルスに言うのだった。
「よくやった。だが訓練が必要だな」「えっ、あなたが僕を訓練するの?」
UNITED WE STAND
#15
ブルックリン・ビジョンズ・アカデミー。ガンケにウェブシューターのウェブ液を作ってほしいと頼み、ピーターが処方を書いた紙を渡すマイルス。
「お前はレゴでデス・スターを作れるくらい器用だからな」
自宅に帰ると両親と警官、そして元シールド隊員の殺人課刑事マリア・ヒルが待っていた。彼女はプラウラーの件を捜査していて、彼と親しかったマイルスを事情聴取しに来たのだ。
調査によると、アーロンの付けていた装置の爆発はアーロン自身の誤操作が原因であったという。ベノムブラストのせいではなかったと知って安堵するマイルス。しかしヒルは、それまで分をわきまえて活動していたプラウラーが突然、裏社会のボスの座を狙ってスコーピオンを襲った事に疑問を抱いていた。彼が野心を起こした理由について何か心当たりは無いかと問いつめられるマイルスだが、しらを切り通す。
学校。国が内戦中につき安全確保のため当分休校になるという。いい機会だからキャプテン・アメリカに訓練してもらってアルティメッツに入れ、と進言するガンケ。
「今、世界はメチャクチャだ。少しでも増員が必要なはずだぜ!」
さっそくその気になったマイルス、飛んでいたシールド機にクモ糸でぶら下がり、なんとかトリスケリオンのヘリポートに侵入。しかしその場に居たシールド兵に取り囲まれ攻撃されたのでウェブで兵を封じて逃走。そこへ立ちふさがったのはキャプテン・アメリカ。「何してる?」厳しい表情で睨むキャップにマイルスは言うのだった。
「僕をアルティメッツに入れて下さい。準備OKです」
#16
NY。通りがシールド兵によって封鎖されていて多くの人々が帰宅出来ない。その中にマイルスの父もいた。無理矢理バリケードをこえようとして捕まり、護送車へ放り込まれる父。
トリスケリオン、屋上へリポート。キャプテン・アメリカに軽率な行動を激しく叱責されるマイルスことニュー・スパイダーマン。「アタマおかしいのか?今すぐ去れ。さもなくば逮捕する!」
すると突然、トリスケリオンが攻撃を受ける。反政府組織ハイドラがクインキャリアを乗っ取り襲撃してきたのだった。マイルスはハイドラ兵と戦いながら、キャップの命を救ったりロケット弾から建物を守ったりと活躍。シールド兵とアルティメッツも共に戦い、ハイドラ隊を鎮圧。
マイルスの戦いぶりを見たキャップはその実力をついに認めるのだった。「さっきまでの言葉は取り消す。我々の一員になってくれるか」
「ウソでしょ?」不満を隠せないスパイダー・ウーマンをよそに歓迎するアイアンマンとソー。「ようこそアルティメッツへ」
アイアンマンの左手パーツをかりて母に電話、無事を伝えるマイルス。
「おいで」トニー・スタークにうながされついて行くと、そこではキャプテン・アメリカの大統領就任演説が行われていたのだった。
#17
荒野を一人、力を振り絞って歩くマイルスことニュー・スパイダーマン。スーツはボロボロである。頭上をシールド機が通り過ぎる。マイルスはマスクを脱いで大声で呼びかけるが気付かず行ってしまう。膝から崩れ落ちるマイルス。両手で顔を覆いつぶやくのだった。「家に帰りたい」
4時間前。ワイオミング。これからキャスパーでハイドラ軍と戦うため組織されたシールド兵とヒーロー部隊の中にマイルスもいた。マイルスとチームになるよう命令され、ゴネるスパイダー・ウーマン。そして戦いが始まった。
3時間前。ブルックリン。シールドの護送車で運ばれるマイルスの父だったが突然、護送車が襲撃にあう。開放される父。「我々はハイドラ。この国を自分達の手に取り戻したいのなら、我々に加われ。そしてシールドをぶっつぶすんだ!」
銃を手に取るよう促される父。その後ろで射殺されるシールド兵。
ワイオミングの戦場。ハイドラのウォーマシン小隊と戦うマイルスだったが、ことごとくジェシカに怒鳴られる。「ここにいたらあんたは死ぬ!ここから去れ!このバカ!」
ブルックリン。シールドによる封鎖が解かれ、ようやく自宅に着いたマイルスの母。父がすでに帰っている。黙ってソファに座り込んでいて、その膝の上には銃が。「何があったの?」涙を流す母。「この銃どうしたの?」
ワイオミング。頭上を通るキャプテン・アメリカ機をウォーマシンが追撃。それを阻止しようとマイルスはジェシカの制止を聞かずにウォーマシンに飛び付く。コントロールを失ったウォーマシン、ハイドラのジャイアント・ウーマンの一人と激突。地面に墜落、破壊。引っ付いていたマイルスも地面に投げ出され、そのまま気絶。日没。夜。
夜明け。現在。荒野に一人取り残されたマイルスは、起き上がり力を振り絞って歩き続けるのだった。
「家に帰りたい」
#18
ブルックリン、ガンケの部屋。ウィスコンシンの戦いをTVで知るガンケ。ニュー・スパイダーマンの活躍がレポートされる。
ウィスコンシン平野。数時間後。荒野を一人とぼとぼ歩くマイルスことニュー・スパイダーマン。マスクは外している。「NYから出たことすらなかったこの僕が、今やこんな所で迷子だ」
遠くに倒れている女性の人影を発見。声をかける。が、立ち上がったその人物はハイドラのジャイアント・ウーマンだった。血相を変え襲ってくるジャイアント・ウーマン。マイルスは逃げる。「僕は女の子は殴らない。たとえそれが巨人でもな」
しかし掴まれて地面に叩き付けられ気絶、捕獲される。
ブルックリン、両親のアパート。マイルスの母に事情を聞かれ説明する父。父はハイドラ兵から受け取った銃でそのまま彼らを攻撃、射殺して自宅まで逃げてきたのだった。「とんでもない事をやっちまった…」頭を抱える父を慰める母。
荒野。目を覚ましたマイルス、ベノムブラストでジャイアント・ウーマンを攻撃、倒す。
すると遠くから車の影。シールドだった。駆け寄って来たのはスパイダー・ウーマン。「どうせまた怒鳴りつけるんだろうな」しかし意外にもジェシカは抱きついてきた。そして無事を確認するのだった。
NY。シールドの車両でマイルスの自宅近くまで来たジェシカとマイルス。マイルスは自分の服が無いのでぶかぶかのシールドの服を着せられている。以前から感じていた疑問をジェシカに問うマイルス。「君は僕について、僕の知らない何かを知っているんだろう?君は何者なんだ?ジェシカ・ドリュー」答えにくそうに言葉に詰まるジェシカ。「まだ言えない。今は帰りなさい、家族の元へ。あなたがうらやましい」
ガンケの家を訪ねるマイルスの両親。ガンケにマイルスの居場所を問いただす母。ガンケが言葉に困っていると、マイルスがやってくる。「大丈夫?」
みんなで家族の無事を喜ぶ。「パパは今日、テロリストと戦ったのよ」「本当?スゲーじゃん!」しかし父は息子の顔をまっすぐに見れないのだった。
<おわり>